5分でできるDIY TOTOシャワー水栓(TMS26C)の修理
DIY でシャワー水栓の水漏れを直してみた、結論として準備時間を省き、作業の時間だけなら5分から10分 くらいで出来ると思いますが、水道関連のトラブルで使用不可になると生活が相当不便になりますし、水道業者様を呼ぶ必要があり、高価な費用がかかります。なので、原因等を調査の上、自己責任で作業願います。
このタイプの水栓で長期間使用している場合、下記で説明してるコマ交換だけでは不十分で、スピンドル(バルブ部分)まで交換する必要があるケースが多いようです。そういったケースなども想定し、原因確認や準備の上、いざというときは水道業者様を呼べるような体制を作った上で、自己責任で作業を進めると良いかと思います。
ちょっと時間がかかりそうだなー手間だなーと思われる方は最初から水道業者様を呼んだ方が、多少対価を払ったとしても、時間も手間含めると結局はお得かなと思います。

シャワーから水がポタポタ水が漏れている
築50年か60年ぐらい経ってる自宅に2年位前に自分で取り付けた TOTO のシャワー付き水栓 「TMS26C」 のシャワー部分からポタポタ水が垂れるようになってしまった。
症状としてはシャワーを使用後にお湯の部分の蛇口をしめるのだがその力加減が弱いと水がポタポタ垂れてきて風呂場の足元は濡れてしまう。
別に大きな実害はないのだが風呂場かの床がいつも濡れてると湿度が高くなってカビとかが増えるかもしれない(まあ今現在でもそんなにすごい綺麗にしてるわけじゃなくてカビとかあることはあるのだがより増えると困る)、また、余り量がもれるようになると水道代とか結構高くなるらしい。
後はポタポタ落ちる音が気になるのでとりあえず気付いたらしめるのだがそれが面倒だ。
かといって直すのも面倒なのでしばらく放置していたが毎回きつく閉めなおす方が面倒だということに気づいたので修理にトライしてみた。
水漏れ放置は故障をさらに悪化させる…
あとこれはさらに後から調べて知ったのだが、水漏れを放置していると、パッキンゴムの交換だけでなく、本体の交換も必要になってしまうとのこと。
原理としては、水が漏れているということはパッキンゴムと本体の間に常時水が少しづつ流れているという事で、その流れている場所が本当にわずかに少しずつ水で削られて行ってしまうとの事だ。あまり削られると本体ごと交換しないと直らなくなってしまうとのこと。水漏れは放置しないですぐに修理しましょう。
やってみた結果 DIY作業自体は5分くらいで、材料費は36円くらいで出来た。
結果から言うと蛇口部分のゴムパッキンを交換しただけで直ったので純粋に材料の費用だけで言うと 、
カクダイ ゴムパッキン 13用 20個入 2019年時点でAmazon だと 734円20個入り、734÷20で36円位となり、材料費は36円くらいで修理できた。
手順公開における注意点 基本的にすべて自己責任で対応願います
私が交換してみた作業手順を公開しますが、作業等についてはすべて自己責任でお願いします。記事内容が誤っていたことによる損害等に責任などは一切取れません。
水回りということで 水が止まらなくなるなど、生活に大きな支障が出る可能性があるためまず、作業などに自信がある方以外は おすすめしません。
また作業手順を公開するにあたって風呂場の写真などが出てきますが、あまり綺麗でない風呂場なのでそういう画像が苦手な方は閲覧注意でお願いします。
また作業中に怪我などをする可能性もあるので、そこも含め自己責任で作業願います。
虫参考に作業をされる場合は万が一失敗した場合に備えて同業者の電話番号などをあらかじめ調べておいた方がいいかもしれないですね。
大まかな作業手順は以下
- 漏れてる箇所の特定
- 交換手順の確認
- 部材の準備と使用する道具の準備
- 蛇口より手前側の水栓のを閉じる
- 交換作業部品交換作業
- 動作確認して終了
実際のTOTOシャワー水栓(TMS26C)の水漏れ修理手順
漏れてる箇所の特定

水が漏れているシャワーヘッド

床がこんな感じで床が濡れてしまい風呂場の湿度が上がることでカビなどが増えてしまう可能性がある。
問題点と思われる個所
おそらくここのお湯のハンドルについてるゴムパッキンが劣化しており閉めてもシャワーヘッドから水が漏れてしまうのではないかと思われる

交換手順の確認(TMS26C)
直したシャワー水栓はこのモデル「TMS26C」である。
取扱説明書を見ても水漏れ修理がある方は書いていなかったが、取扱説明書だから当たり前といえば当たり前か 。
https://www.sunrefre.jp/item_img/pdf/manual/TMS26_TMS27.pdf
汎用的なやり方は以下のマニュアルが相当のサイトにあった
Toto の説明

部材の準備と使用する道具の準備

道具はモンキーレンチとラジオペンチとドライバーセット

使用する部材は水道13用ゴムパッキンだ。
私は水道コマごと交換するのではなく、ゴムパッキンのみを交換するのでゴムパッキンだけを用意した、コマごと交換する場合はコマを用意する。
ちなみにこのコマと言う呼び方は水道の駒と呼び方は格差によって違うようだ toto ではコマ、カクダイではケレップと呼ぶそうである詳しくは以下参照

蛇口より手前側の水栓を閉じる
ここは各家庭で違うので確認願います、うちではすぐ近くに蛇口型の止水栓が有って絞められたので、お手軽でした。

そういった止水栓等が無い場合は水道のいわゆる元栓をしめることになります。
元栓を閉じた後は修理対象の蛇口を解放して水が出てこないことを確認する。
TOTOの元栓閉め方説明ページ

部品交換作業
まずハンドルを外す
まず最初にハンドルキャップを外すハンドルにハンドルキャップを外すための切り欠きがあるのでそこに小さなマイナスドライバーなどを差し込んで軽くこじればすぐ外れる 。


ハンドルキャップが外れたらハンドルを外すために マイナスドライバーでビスを外す。

ハンドルキャップのビスを緩めたらハンドルが外せるのでそのまま上にハンドルを引き抜いて外す。
そうすると 白いハンドルブッシュが見える。
ハンドルボスもそのまま上に引き抜けば取れるので外すとスピンドルが見える
スピンドルを外す
スピンドルはモンキーレンチで緩めて外す 。
固く閉まってるので割と力が必要です。


スピンドルが緩んだ。

スピンドルが緩んだら手で回して取りました。スピンドル外すと水道コマが見えます。

水道コマを取り外し、パッキンゴムの交換をする
水道コマをのぞきこんだ図。汚いですね。

水道コマを取り外します。

コマの全体像です2年ぐらいしか使ってないのにかなり劣化してるような感じです。古い集合住宅なので水道管が古くなってしまって水質が悪いのかもしれません。

コマごと交換する場合はこのままこの古いコマを廃棄し、新しいコマに入れ替えるだけです。
今回はパッキンゴムだけ交換するので、ゴム部分を確認してみました。
円周上に凹みがありゴムが劣化してる様子が目視でも分かりました。
パッキンゴムはコマの本体にナットで固定されているので、ナットを緩めてパッキンゴムだけを取り外します。

モンキーレンチでナットを押さえ、本体の方をラジオペンチで回します。ナットに錆が回って結構固くなっていたため多少力が要りました。

無事ナットが取れました。

ここでゴムパッキンの登場です水栓自体は toto製ですがゴムパッキンのサイズは jis規格で定められているものがあるらしく、各社共通なので今回はカクダイのものを使用しています。


水漏れしていたコマが右側で新品のコマが左側です。水漏れしていたコマは円周状に凹みがあり触るとかなり硬化している様子でした。
回転して潰されていたので硬くなったのかもしくは水道水に含まれるカルシウムなどが堆積したものかちょっとよく分かりませんでしたが、ここまで硬くなってると確かに水を止める力は弱くなってそうです。

コマに新しいゴムパッキンをはめ込んだところです。

外した時と逆手順でナットを締め込みました。

水漏れしていたゴムパッキンの拡大写真です。円周の形にへこみがあるのが確認できます。
ゴムパッキン交換済み水道コマの取り付け
新しいゴムパッキンを取り付けたコマを水栓にはめます。
はめると言うかただ落とすだけって感じです。やっぱり汚いですね笑。


スピンドルの取り付け
スピンドルを取り付け、手で回せるところまで回しこみます。

最後はモンキーレンチでしっかりと締めこみます。
締め込み完了。
ハンドルの取り付け
ハンドルブッシュをはめます。
ハンドルをはめドライバーでビスを回してハンドルを固定します。
ハンドルキャップは指ではめ込むだけです。
動作確認して終了
きつくハンドルを閉めなくても水が漏れないようになりました。
DIY修理とは関係ない部分で、ちょっと思ったんですが水栓の汚れというのは写真で撮るとかなり目立って見えることがわかりました。
今まで全然気にしてなかったんですが後で掃除しました。クエン酸をスプレーで吹きかけて歯ブラシかなんかでこすれば割と手軽にかなり綺麗になります。
汚れの主成分が水道水に含まれるカルシウム分なので酸性のクリーナーを使えばお手軽に汚れは取れます。ただし、酸性のクエン酸などはカルシウムを含んだタイルや目地などなどの部材を痛める可能性があるので水でよく流すか、そういった部分にはかからないように気をつける必要があります。
最後に、シャワー水栓から2年程度で水が漏れてしまうというのはどうなのか
蛇口を強めに締めれば守れないとは言うもののゆるく締めるとなくホタポタ落ちてきてしまうというのは新品で買って2年ぐらいしか使ってないのに、商品として問題があるんじゃないかと冒頭に文句を言いたい気持ちになった。
しかしここの水道の水質の問題なのか結構中が汚れていたということ、夏になると1日に何回もシャワーを使用することがあるということ、また問題があったのかお湯が出るほうの蛇口だったので温度が高いとそれだけゴムなどの劣化も早く進むだろうというところで、まあやむを得ない部分も有るのかなと終わってみて感じた。
しかしやっぱり2年ごとに交換というのはちょっと頻度が高すぎると思うので何かゴムの品質を少し上げるとか対策をしてほしいものだ、今回は交換品としてカクダイの同じ規格のゴムパッキンを使ったが、おそらくまた2年後くらいには交換する羽目になる気がする。
番外編
スピンドルを外す前に 無意味にEリングを外してしまった。スピンドルを外す場合このEリングを外す必要は全くないので、無意味な作業である。真似しないようにしてください。
今回使用した部品達
ゴム部分だけでなく、ケレップごと変更したい場合はケレップごと交換する
水栓本体は以下、ゴムを交換しても水栓のスピンドル?が劣化しているパターンも結構あるようで、その場合は水栓ごと交換が早いかもしれません。
TOTOデッキ型2ハンドルシャワー混合水栓TMS26C[一般地仕様]
2026年現在だと一時止水つきの27cという方が安いです。安い割に止水機能がついていて高性能ですので、27を購入するほうが良いと思います。



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